大坂会計事務所の日記

ほとんど役に立たないブログです。

腫れ物にさわらず

今後、厚生年金の加入対象者を拡げようとしている。

年金財政が厳しくなれば、

・受給開始年齢の引き上げ

・加入者の範囲拡大

・加入期間の延長

あたりは容易に想像できる。

 

これまではパートでも事業者規模や労働時間によっては

加入から外れることができたが、今後はそれらも適用される方向へ。

事業者は折半負担がくるので、業績を圧迫しかねない。厳しい。

 

個人的には、3号年金適用者が減るので、全否定はしない。

以前から3号年金制度を維持することに疑問を持っている。

専業主婦(夫)世帯が700万世帯とすれば、

ひとり年間1万円を徴収するだけでも

ざっと毎年700億円もの財源を確保できるのに。

捻出が大変、という額でもないと思うが…

なぜ政府はここにメスを入れない?

 

そのへんは、なんか大人の事情があるんやろう。

雇用機会均等法とセット、と聞いたことがあるが。

将来の受給額増やすから、いま1万円払ってください、と

誰か公言してくれへんかなー。

 

補足:高所得者世帯の専業主婦(夫)は、

   低所得者世帯以上に納めたらええんでないかい、て思う。

 

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